はじめに
上司から言われたことをただやっているだけだと、その人には何の価値もありません。
なぜならその人がいなくなっても代わりが効いてしまうからです。
もちろん要求の難易度にもよるでしょう。
それをできる人がこの会社に自分しかいない!
そんな要求であれば、話は別です。
しかし、ほとんどの人がそうではないはずです。
同じ会社の別の人が自分のタスクをやっても、だいたい同じ結果が得られるのではないでしょうか。
AIが職を奪うなんて言いますが、その対象となるのは、このような人たちだと思っています。
(AIが本当に職を奪うかは議論の余地があるとして)
働く上でのその人の価値とは
言われたことをやる!というだけでは他の人との差別化ができていません。
では、どのようなことが差別化
となるのでしょうか。
それは、大きく分けて以下の二つであると思います。
- 自発的な行動
- 自発的な提案
自発的な行動
何度も述べているように、言われていることをしているだけでは価値は低いです。
であれば、言われていないことをやってみるのもいいでしょう。
どうすれば、チームとしてより高い成果が出せるか。
どうすれば、もっと作業効率が上がるか。
今誰もやっていなくて、やると他の人が助かることって何だろうか。
そんなことを考えて行動できれば、それはその人の価値だと思います。
自発的な提案
どの会議に出ても、ほとんど何も話さない人がいます。
「こうしたらもっとよくなるのに!」と思うことがあれば積極的に発言するべきです。
例え、それが間違っていたとして、発言しないよりは価値があります。
なぜなら、何も提案しないということは、考えることすらしていないと思われていまします。
会議中でなくてもいいです。
今は在宅勤務をしている人がほとんどだと思います。
その多くがコミュニケーションツール(チャットツール)を導入しており、いつでも発言できる環境にあると思います。
タイミングはいつでもいいです(もちろん、早いに越したことはないですが)
まずは、一つ提案をしてみましょう。
まとめ
自発的な行動、自発的な提案が大事だという話をしました。
つまり、人は考えることをやめた時点で、価値が低下してしまうということです。
耳が痛い話ではあるかもしれませんが、これが現実です。
言われたことをやるだけが仕事ではありません。
今すぐ自分の価値となる行動を一緒にしましょう。