SwiftUIとは
SwiftUIはSwiftで全てのAppleプラットフォーム(iPhone、iPad、Mac、Apple Watch...)向けのUI(ユーザインターフェース)をシンプルに構築するためのApple純正のフレームワークです。
Xcode - SwiftUI - Apple Developer
2019年6月にAppleがSwiftUIフレームワークを発表し、2019年9月にSwiftUIフレームワークを含むiOS13が一般公開されました。
SwiftUIのメリット
- 宣言型シンタックスによりとてもシンプルに記述できる
- Xcodeのプレビューで確認できるのでUIの確認にシミュレーターや実機が不要
- Storyboardと比較して実装のしやすさと共に可読性も格段に向上(マージしんどかった...TT)
また、下記機能に自動的に対応してくれます。
プレビュー機能について
SwiftUIでは簡単にUIを構築できる点が魅力的なのはもちろんだが、
個人的にはプレビュー機能が特に気に入っています!
コードに変更を加えると、即座に再コンパイルされ、プレビューに反映されます!
(これで開発も捗る!)
プレビューから編集
ちなみにこんな感じでプレビューからUIを編集することも可能です。
プレビューから編集した場合もコードが更新されます。
(cmd + Clickで起動)
Embed in VStack
を選択すると、該当Viewのコードは以下のように変化します
(具体的な記法については後日書きます)
before
struct ContentView: View { var body: some View { Text("Hello, world!") .padding() } }
after
struct ContentView: View { var body: some View { VStack { Text("Hello, world!") .padding() } } }
めっちゃ便利!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
新規プロジェクト作成方法
ここまでSwiftUIについてざっくり説明したので、プロジェクトの作成方法についてを紹介します!
まずはXcodeを起動し、Create new Xcode Projectを選択し、プロジェクト作成画面を立ち上げます。
次に以下のように設定します。
Interface
->SwiftUI
LifeCycle
->SwiftUI App
Language
->Swift
※Product NameやOrganization Identifierはそれぞれ入力してください
これでSwiftUI
が導入されたプロジェクトを作成できました!
プレビューを起動してみる
SwiftUIのViewを実装したファイルをプロジェクトナビゲーターで選択すると、プレビューウインドウが表示されます
プレビューを起動するには以下のResume
ボタンを押します
すると先ほどのようにHello, world!
と出力されます
もし、プレビューウインドウが表示されない場合
以下のボタンをクリックします。
Canvas
を選択します。
すると、プレビューが起動します。
参考になったという方や、ここ間違っているよ!という方は
ぜひコメントしていただけると嬉しいです!!!!
SwiftUI
を一から極めたいという人は本を買ってみるといいかも!
※SwiftUI
を本気でやろうとしていない人にはお勧めしません。